

オーソバイオニック(義肢・装具)とバイオニックモビリティ(車いす・リハビリテーション機器・福祉機器)の分野において、オットーボックというコーポレートブランドは、「高品質と高い技術を持った製品とサービスの提供」を意味することが全世界に知られています。オットーボックでは人間を最優先に考えています。義肢・装具部門だけでなく、車いすやニューロインプラント部門においても、高い技術力を持った弊社の製品は、最大限の可動力や自立を人々に与えることに役立っています。
オットーボック・ヘルスケア社には、中核部門であるオーソバイオニックの他に、バイオニックモビリティというもう一つの部門があります。 小児から成人までの車いすをはじめとした福祉機器やリハビリテーション製品を提供する部門です。さらに、バイオニックモビィティ部門にニューロインプラントなどの最先端の製品開発を加えることで、オットーボック社はメディカルテクノロジーの分野において飛躍的な進歩を遂げつつあります。
私たちは、ニューロスティミュレーションの技術が医療分野おいて驚異的な可能性を導くと確信しています。例えば「アクティゲイト」は、背屈力の低下した脳卒中患者の腓骨神経に刺激を与えることにより、脳卒中患者が安定した歩行ができるようになることが証明されています。「電気刺激」は大変興味深い研究分野になっています。将来的には、これを適応することで、下半身不随の方が、立ち上がってひとりで数歩歩くことも可能となるでしょう。

オットーボック社は、バイオフィードバックメカニズムの開発や安全かつ快適な新素材の開発を通し、義肢の発展に大きな可能性を見出しています。未来に向って、電子制御式の義肢・装具のシステム、カーボンファイバーなどのハイエンド素材を使用した製品など、革新的なソリューションを追究し続けています。
私たちは、これらの研究開発に未来の可能性を見出し、注力しています。2009年、ベルリンにオープンするワールドワイドなネットワークをもった「サイセンスセンター・メディカルテクノロジー」では、弊社のカーボンファイバーテクノロジー、電子制御技術、サービスファブリケーションの計測技術などの専門技術の統合が可能になります。
一方、ハイテクソリューションが複雑になり、ヘルスケアの分野では顧客のコスト負荷が高くなっています。 この観点から、顧客(製作所)に対し「サービスファブリケーション」のサービスが重要な要素となってきます。このサービスでは、オットーボック社がそれぞれの製作所から依頼された仕様に合わせて製品をプレファブリケーションし、納品します。「サービスファブリケーション」により、製作所は大幅なコストダウンが可能となるでしょう。
オットーボック社の成長の軌跡にとって、継続こそがなくてはならないものでした。1990年からは、創業者の三代目にあたるProf.ハンス・ゲオルグ・ネーダーが経営にあたっています。Prof.ネーダーは、28歳の時にオットーボック・ヘルスケア社の経営を引き継ぎ、2003年にはドイツの「その年の優れた企業家」として認められました。またその社会的貢献により、2005年11月にはChristian Wulff大臣からニーダーザクセン州の州賞を授与されました。チームマネージャーであるProf.ネーダーの名誉あるこの受賞は、社員のコンピテンシーとモチベーションの反映であるとも言えます。また、オットーボック・ヘルスケア社は何年かに渡り、ドイツの中規模企業トップ100に選ばれています。
