


モビリティという言葉が意味するものは、物理的な体の移動、社会的な自立、個々人の人生のフレキシビリティ、など、人それぞれによって違ってきます。このことは、車いすやその他の移動機器のユーザーにも同様のことが言えます。 ユーザーは機能的であり、さらに個々人のライフスタイルに合った移動に関するソリューションを期待しているのです。こうしたことから、弊社の製品は常に、個々人に合わせた形状と技術的にハイレベルな品質をもち、なおかつ洗練されたデザインを有しています。
スタイリッシュな外観と先端技術の優れた融合のい一例として、アバンギャルドシリーズの Tiウルトラが上げられます。2006年2月、Tiウルトラはドイツ経済省からドイツ連邦共和国デザイン賞(シルバーデザイン賞)が授与されました。ドイツ国内で最も高名な賞を車いすとしては初めて受賞したことになります。

弊社の開発において、形状と機能が上手く調和することができるよう、当初から、モビリティ・ソリューション部門の製品開発には社内外のデザイナーを登用し、国内外の多数のデザイン賞受賞という結果を出しています。 デザイン(形状)と機能を融合させるという複合的なプロセスにより、車いすユーザーには、優れたデザインと構造によって恩恵をもたらし、弊社にはマーケットポートフォリオを高めるという成果をもたらします。
最初の試験的プロジェクトとして、SuperFour(スーパーフォー)は難度の高い条件をクリアし新しい展望を切り開きました。このオフロード向けの電動車いすは、起伏の激しい道を走ることができるばかりでなく、傾斜40度のスロープを登ることができます。2006年にドイツ、ケーニヒゼーで製造が開始されました。ハロゲンのヘッドライトのほか、あらゆるディテールが、ユーザーフレンドリー、かつ最良のニーズに応えられるように進化しました。
デザインに関し、オットーボック社は、有名な自動車デザイナー、Urs. Schönauer を当初から採用しました。類まれな機能性とセンセーショナルなスタイルにより、SuperFour(スーパーフォー)はリハビリテーションの展示会、モーターショー、ベルリンの国際ツーリズムフェアにおいて、来場者から高い評価を得ました。
形状と機能の融合は、小児製品の開発にとって特に重要になってきます。小児用の歩行訓練機器、リハビリテーション・バギー、車いすは、軽さだけではなく、堅牢で剛性が高く、エルゴノミカルな設計が要求されるとともに、子供達に優しく、親しみのあるものでなくてはなりません。 このことにより製品が子供達に受け入れられ、進んで使用されることになり、ひいては子供達の発達や調和をもたらすからです。
オットーボック社は弊社の製品を扱う代理店や製作所・工房・販売店などとのダイレクトな関係を重視すると共に、日々製品を使用しているユーザーとの意見交換にも重きを置いています。それぞれの年齢層に即したニーズと要望を知ることは、新製品を開発するためのアイデアやソリューションをもたらしてくれます。ユーザーに質の高い生活を約束するハイクオリティな製品こそが市場で受け入れられるキーになります。この理念は弊社にとって長い伝統となってきました。
