ミケランジェロハンド

機能性と装飾性

ミケランジェロは機能はもちろん、見た目もより自然であることを追求して誕生した筋電電動義手です。

機能面では、把持パターンにラテラルピンチ(拇指が示指の側面にある)が新たに加わりました。拇指の位置を筋電シグナルで切り替える事ができます。

装飾面では、手首を人間の手と同じように楕円形にし、より自然な外観を実現しています。

ご興味のある方は、担当の義肢製作施設へご相談ください。

筋電義手の仕組みについて詳しく知りたい方はこちも合わせてご覧ください。
→オットーボックの筋電電動義手について

機能の特徴

親指の位置

ミケランジェロハンドは、拇指の位置(対立位・ラテラル位)を筋電シグナルで切り替えることができます。動きの中で拇指の位置を切り替えることができるため、動作を止める必要もありません。

対立位での掴み動作は、マイオボックシステムと同じ3点掴みの動きです。
ラテラルピンチが加わり把持動作の幅が広がりました。さらに肘や肩での代償運動も軽減することが出来ます。

対立位の掴み

拇指が、示指と中指に向き合った位置にある時の摘み動作です。

ラテラルピンチ

拇指が、示指の側面に位置している時の摘み動作です。

ニュートラルポジション

筋電をシグナルを出さずリラックスしている時のポジションです。


強い把持力

対立位で最大7Kg、ラテラル位で最大6Kgの把持力が備わっています。
そのため、重量のあるもの、薄いものをしっかり掴む動作が非常に得意です。

例えば、ナイフとフォークをもって食事をしたり、靴紐を結んだり、布団をたたんだり、生活の中でできることが増えるのではないでしょうか。
能動義手や装飾義手では出来なかった事ができるようになったり、生活の幅が広がります。

開閉スピード

最大1秒間に約32cmのスピードで開閉することができます。
そのため、開閉操作においてストレスなく反応してくれます。

また開閉スピードを変化させることも出来ます。筋電の出し方で、ゆっくり開閉、素早く開閉を使い分ける事ができます。
ゆっくり開閉できることで、卵やペットボトルといった柔らかいもの、壊れやすい物もつかむことが出来ます。

フレキシブルなリスト

リスト部分がフレキシブルに動くため、スライドドアを開けたり、ほうきでゴミを掃いたりする時に肩や肘による代償運動が軽減されます。
さらに腕を組んだり、拍手をしたりした時の動きも自然です。

固定して使用する事も可能です。


掌の大きな開き

最大約12cmの幅に開きます。

大きい物を掴むことができるだけでなく、大きなものを抑えたり、支えるといった日常の何気ない動作も自然に行うことが出来ます。

多彩な把持動作

対立位での掴み

拇指が、示指と中指に向き合った位置にある時の摘みです。

完全に閉じてくるとペンと持ったり3点での摘みが出来ます。またペットボトルやグラスや大きい物を持つときに便利です。

ラテラル位での掴み

拇指と示指の側面での摘みの事です。

日常生活において非常に多くの場面で使われる把持動作です。
本を持ったり、カードや資料を掴んだり、トランプを楽しんだり、様々な場面で活躍します。

さらに肩や肘での代償運動が軽減される事も大きなメリットの一つです。

指の間で挟む

ハンドを閉じる時に、指の間の隙間も合わせて閉じてきます。
そのため、指の間でもお札や資料などを挟むことが出来ます。

オープンパーム

掌が大きく開くので掌に物を乗せることができます。

ニュートラルモード

筋電シグナルが検出されない時、リラックスした状態の時のモードです。
ポケットに手を入れていても自然に見えます。

また筋電シグナルが検出されなくなると、自動的にニュートラルモードに戻ります。戻るまでの時間を設定することもできます。

外観の特徴

自然な手首の角度

ミケランジェロハンドは人間の手と同じように尺屈(小指側へ傾斜)しています。
これによって腕をおろしている時でも、より自然に見えます。
さらにコップなどを掴む場合も肩や肘の代償運動を軽減することも出来ます。

楕円形の手首

人間の手に近い楕円形の手首をしています。

自然な見た目

滑らかな動きと、自然な形状の相乗効果で、より自然な見た目を実現しました。
機能性と装飾性の両方を兼ね備えた筋電電動義手です。


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