膝関節装具
ゲニュ アレクサ (50K13)
軽量でコンパクトな膝関節硬性装具
ゲニュ アレクサは、膝継手と一体型のアルミフレームを採用した膝関節硬性装具です。工具なしで容易に膝関節の可動域調整が行え、不安定感のある膝関節を前後・内外側方向にしっかりと支持することができます。
用途
・膝関節の保護、支持
・膝関節可動域調整補助
構造/特徴
優れたサイドサポート機能
膝継手内側には、衝撃吸収力と圧力分散機能のあるゲル素材を使用し、動きをサポートします。パッド中央部には凹状のくぼみがあり、高いフィット性が得られます。
また、手術後の膝周囲の浮腫などにより、膝幅の調整が必要な場合には、クリアランス調整が可能です。
衝撃吸収力と圧力分散機能に優れた内張り
肌と直接接触する本体内張りには、衝撃吸収力と圧力分散機能に優れた薄手のゲル素材を採用しています。また、表面のライン状の溝により、通気性を持たせながら、ずれを防いでいます。
工具なしで可動域調整の設定が可能
膝継手には、工具なしで調整可能な “クリック・ツー・ゴー・システム” を採用しています。
リハビリ訓練や回復に合わせて固定/屈曲・伸展制限/完全フリーなど、きめ細かな調整ができます。
ROM調整チップ
2軸ジョイント部分のROM調整チップを交換することで、伸展5段階、屈曲8段階で可動域の制限角度を調整することができます。
- 伸展制限: 0° / 10° / 20° / 30° / 45° (つまみ形状:正方形)
- 屈曲制限: 0° / 10° / 20° / 30° / 45° / 60° / 75° / 90° (つまみ形状:円形)
立体形状の脛骨パッド
立体形状の「脛骨パッド」が脛骨前面を的確に支持することで、敏感な脛骨への負荷を軽減し、装具の回旋を防ぎます。「脛骨パッド」のストラップを固定する穴を移動することで、パッドの高さを2段階に変更することができます。
機能性とデザイン性の融合
ゲニュアレクサは軽量で、体にフィットしたスリムなデザインのため、洋服の下に装着してもめだちません。そのデザイン性により、ドイツ連邦政府公認のデザインアワード2008で金賞を受賞ました。
ビデオ
装着手順
各ベルトには止める順番が分かるよう、番号がふられています。こちらから装着手順をご覧いただけます。
サイズ
サイズ
【サイズの測り方】
イラストのように膝蓋骨中心の周径と、膝蓋骨中心から上15cmの大腿部の周径を測ります。
発注品番 | 左右 | サイズ | 膝蓋骨中心周径(cm) | 大腿周径(cm) | 膝幅(cm) |
---|---|---|---|---|---|
50K13=R-S | 右 | S | 32~37 | 39~46 | 6.5~9.0 |
50K13=R-M | M | 37~41 | 46~53 | 8.0~10.5 | |
50K13=R-L | L | 41~46 | 53~61 | 9.5~12.0 | |
50K13=R-XL | XL | 46~50 | 61~69 | 11.5~14.0 | |
50K13=R-XXL | XXL | 50~56 | 69~79 | 13.5~16.0 | |
50K13=L-S | 左 | S | 32~37 | 39~46 | 6.5~9.0 |
50K13=L-M | M | 37~41 | 46~53 | 8.0~10.5 | |
50K13=L-L | L | 41~46 | 53~61 | 9.5~12.0 | |
50K13=L-XL | XL | 46~50 | 61~69 | 11.5~14.0 | |
50K13=L-XXL | XXL | 50~56 | 69~79 | 13.5~16.0 |
ダウンロード
FAQ
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硬性装具としてゲニュアレクサはどのように、優れているのでしょうか?
ゲニュアレクサは、膝継手と一体型のアルミフレームを採用しているため、軽量で、簡単に装着および適合調整ができます。快適な装着感が得られますので、非常に使用しやすい硬性装具と言えます。
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ゲニュアレクサは、リハビリ訓練の際に外さなければなりませんか?
装着したままトレーニングすることができますが、詳しくは主治医をはじめをはじめとする医療従事者の指示に従ってください。
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本装具はどのようにお手入れするのでしょうか?
全てのベルトとパッドは取外して、中性洗剤と30℃のぬるま湯で手洗いできます。その後、自然乾燥させてください。アルミフレームについては、固く絞った水拭き布でふいた後、自然乾燥させてください。
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本装具を装着してシャワーを浴びることができますか?
入浴については、主治医の指示に従ってください。