修理サービスの30年の歴史
オットーボックは過去30年以上、障がい者スポーツをサポートしています。
1988年のソウル大会において、選手が使用する機器の修理やメンテナンスが必要とされていることを知り、4人のオーストラリアの義肢装具士が急ごしらえの修理ブースを設営し、サービスを提供したことから、私たちのパラリンピックへのコミットメントが始まりました。
1992年のバルセロナ大会では、5ヶ国から10名のオットーボックの技術者が参加し、移動用のサービス車も配備されるようになりました。
それ以来、オットーボックは全てのパラリンピック夏季大会と冬季大会に参加しています。
2012年のロンドン大会には80名以上の技術者からなる国際色豊かなチームが結成され、20の言語でサービスを提供しました。 修理サービスブースは3ヶ所のパラリンピック村と9ヶ所の競技会場に設置され、どこでもサービスが実施できる移動用サービス車も配備されました。
その後、2014年ソチ冬季大会、2016年リオ大会においても修理サービスが提供され、リオでは、29か国から招集された100人に及ぶ技術者によるチームによって、10400時間、2408件のサービスが実施されました。
2018年、平昌冬季大会においても、公式プロバイダーとして義肢装具、車いすの修理サービスを提供します。15回目となる今回は、ソウル大会で修理サービスを開始して30周年にあたる記念の年でもあります。“Passion for Paralympic”の名のもとに今では広く知られているオットーボックのパラリンピックにおける修理サービスが、30年を経て、サービスを開始した地に戻り、再び修理サービスを提供するのです。
2016リオパラリンピック
29ヶ国から招集された100名からなるチームは14.500時間に及ぶ修理サービスを実施し、1,162名のアスリートにサービスを提供し、トータル修理件数は2408件になりました。
平昌2018パラリンピック冬季競技大会
オットーボックは平昌2018冬季パラリンピック競技大会において、義肢装具、車いすの公式修理サービスを提供します。今回でパラリンピックにおける修理サービスは15回目となり、弊社がパラリンピックムーブメントへのサポート(パッション フォー パラリンピック 活動)を開始して30周年を迎えます。