筋電電動義手8E44+10V38屈曲リスト付ハンド
(完成用部品)

屈曲リストで広がる可能性

筋電(表面筋電位)とは、脳の命令により筋肉が収縮する際に発生する微弱な電流のことです。
筋電電動義手では、この筋電を専用の「電極」で採取し、モーターを動かすスイッチとして利用します。
モーターが動くことでハンドが開閉し物を「つかむ」「離す」という把持動作をすることができるようになります。

屈曲リスト付ハンドを使用する事により、肘や肩を動かすことで解決していた動作を、手首を曲げることで行うことができます。
身体への負担が軽減されるだけでなく、操作性がアップします。

興味のある方は、担当の義肢製作施設へご相談ください

特徴

屈曲リスト付ハンド

屈曲リスト付ハンドは、8E44手部部分切断用ハンドに10V38屈曲手継手を組付けた、筋電電動義手マイオボックシステムのハンドです。
手首が曲がる事で、代償運動(体の他の部分で動きを代償する事)が軽減されます。

可動域

ボタンを押す事で手首が掌屈・背屈し、ボタンを開放すると特定の角度でロックします。

掌屈:2段階20°ずつ、最大40°
背屈:2段階20°ずつ、最大40°

開閉スピード

屈曲リスト付ハンドの開閉スピードの種類には、DMCプラスとデジタルツインがあります。

DMCプラスは、筋電シグナルの強さに比例する比例制御です。
最大の開閉スピードは、130mm/secです。
開閉スピードや把持力は、筋電のシグナルの強弱で制御します。

デジタルツインは、筋電シグナルが一定の閾値を超えるとハンドが開閉するON-OFF制御です。
開閉スピードは180mm/secで一定です。
強い筋電シグナルの検知が難しい方や、1カ所しか筋電を検出できない方でも使えるシンプルなシステムです。

ハンドの特徴についてはこちらの動画もあわせてご覧ください。→ハンドの動画

取替えが簡単

クイックチェンジ式の作業用グライファー(8E33)をご使用の場合は、ご自身で簡単に取替えて使用する事ができます。
状況に応じた使い分けをする事ができます。

取替えが可能なのは、オットーボック社製マイオボックシステムの手先具(ハンドやグライファー)のみです。故障の原因となりますので、ご注意ください。

またハンドを外す時は、バッテリーを取外しておくことが重要です。
ハンドの電子回路の故障に繋がる可能性がありますので、ご注意ください。

※写真のグライファーは旧タイプです

肘継手・手継手

12K44 エルゴアーム 肘継手

筋電電動義手用の肘継手です。
屈曲補助装置内蔵(AFB)が付いているのが特徴です。少ない力で肘を曲げることができます。

→12K44エルゴアームの詳細はこちら

10S17+13E205 リストローテータ

リスト部分も筋電操作で回旋させる事ができます。

→リストローテータの詳細はこちら

保証・修理

修理・メンテナンス

オットーボックの筋電電動義手(マイオボック)は、日本で修理することができます。
またその間の代替え品もご用意いたしますので、安心してお使いいただけます。

製品 製品
8E38、8E39、8E44 ハンド 3年
8E33 作業用グライファー 3年
10V38 屈曲リスト 3年
10S17 リストローテーター 3年
12K44 エルゴアーム 3年
電極、バッテリー、ケーブル類、充電器 など 1年

  • 弊社から製品が納品された日から上記期間中に故障が発生した場合には、無償修理いたします。
  • 保証期間内であっても、取扱説明書に記載の注意事項が守られていない、過失、活動度の変化(過負荷)、天災地変による場合などは有償修理となります。また、破損状況によっては修理をお受けできない場合もあります。
  • オットーボック社が推奨していない部品の組み合わせや、使用方法などが原因による故障については保証をいたしかねます。
  • 故障や不調を感じられた際は、まず担当の義肢製作施設にご連絡ください。

保証:安心してお使い頂くために


使用上の注意

ハンドは指先を開けて保管

ハンド使用後は、必ず指先を2~3cm開けた状態にしてください。
指先を閉じたままの状態で放置すると、余分な力が指先にかかり破損に繋がります。

毎日の使用後も忘れずに、指先を開いて保管をお願いします。


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